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はじめてのクリスタルヒーリング
マスターPのことを書いてから随分月日が流れてしまいました。。。 数あるヒーリングの中で私はやっぱり当然ですが、クリスタルヒーリングが大好きです。 自分が体験して、空回りばかりだった人生から、全てとの繋がりが感謝でいっぱいの幸せな日々になっていったのも、 今こうして旦那さんとクリスタルショップをしているのも クリスタルヒーリングあればこそなのです。 私は、自分のクリスタルヒーリング体験をほとんど人と分かち合ったことはありません。 それは私だけの大切な思い出としてとっておきたかったのと、あまりにもスピリチャルなことだったので誰にでもホイホイお話しできなかったからです。 まず、クリスタルヒーリングとは。 クリスタルヒーリングを受けるには、受ける側の動機と、クリスタルを体にのせる事に対するポジティブな姿勢が大切です。 ポジティブな姿勢とは自分に起こってくる事をあるがままに受け入れることです。簡単にいえば素直であるという事です。 クリスタルヒーリングを受けるにあたりいろんな期待や不安が在るかと思いますが、 そのときに必要な癒しがその時間と空間の中で宇宙から贈られます。まっさらな気持ちでリラックスが一番です。 クリスタルヒーリングは私達人間のとても深い部分に作用します。人生の中で体中に水晶や宝石をのせるという事はそう在る事ではありません。その希少な体験はなんらかの化学変化を起こし影響を与えます。 クリスタルの正確な波動はその結晶構造の美しい幾何学模様に表されるように地球や宇宙の完璧さを表しています。その波動と自分のボディ、マインド、スピリットが共振する事により、ネガティブなエネルギーはポジティブで宇宙と均衡のとれたエネルギーへ変換します。クリスタルボウルや音叉の美しい音色の完璧な振動数も同じ事がいえます。 水晶や石の純粋なエネルギーは全体のバランスをとり、不自然で否定的な感情や思考、肉体のこわばりを解放していきます。偽りの自分は癒され、自然な本来の自分自身に戻っていきます。 またクリスタルはエネルギーを吸収し、放出する働きがあり、異次元のエネルギーや自分の内的宇宙にアクセスし易くしてくれる為、古代より魔法使いやシャーマンの様な霊的な世界と現実の世界を繋ぐ人たちのパワフルなツール(道具)として大切に扱われてきました。 この地球に何の為に生まれてきたのか、自分とは一体何者なのかといった霊的な気づきとパワーにアクセスできるようにクリスタルはヒーリングツールとして使うことができるのです。 さて、私がヒーリング受けたときは、身も心もぼろぼろで、自分が何者でこれからどうやって生きて行けばよいのかわからなくて気が狂いそうなときでした(今思うとかなり重傷です笑)。 いつも天を仰ぎ見て「神様姿を見せて下さい!」と泣いてました。 人生でそんなときってなかったですか?自己価値が全く感じられず、何もかもから見放されたような孤独感。 そういう時って誰も相手にしてくれなくなるので精霊や動物さん、植物さん、鉱物さんとしか話できなくなって(楽しいんですが)よけいひどい事になって行くんですよ~(泣)。 はた目にはかなりアブナい人だったと思います(告)。 そんな時優しく声をかけてくれたのが、当時は珍しかったクリスタルワークをしていたPとルカでした。 「君はクリスタルヒーリングを受けなければならない」 そういわれたときは、あぁ、やっとわかってくれる人があらわれたと正気に戻りました。 そして、セッション当日。 南インドの静かなココナッツ畑の中の小さな隠れ家。そこがセッションの場所でした。そよ風が心地よく、小鳥がさえずり、ブーゲンビリアが咲いてまるで天国のよう。 庭先には、誰かのセッションに使った後の大量のクリスタルが大きなタライに入れられ水と太陽で浄化中。 シンプルなセッションルームには、ブラジルからわざわざ持ってきたもの(それが一本一本大きくて~)やインドのもの等 ほとんどが水晶の原石で、チベタンシンギングボウルと共に大きな祭壇にきれいに並べられていました。 で、見たとたん涙がブワ~~~!! 地球に生まれてきて、迷子になったような気がしてたので「本当に助かった~」と思いました。 うるうるしていると、「はい、服脱いで。パンツだけになってね」 床に敷いたマットに仰向けになり、安心しきって後はもうおまかせです。 BGMなどなく、二人のマントラ(真言)とチャント(歌)とチベタンボウルの音。 チャクラといわず体上で石が乗る所には全て、くまなくありとあらゆる大きさや種類の石が二人によってレイアウトされていく。 かなり大きくて重い水晶が沢山のってるのに石の重みが心地よく、体がどんどんリラックスしてくる。 体ごと幽体離脱してどこかに行ってしまいそうだった自分が石によって地球につなぎ止められてく感じ。 石は暖かく、優しくてそれまで味わった事のないような安心感に包まれていく。 もう、いいんだ。もう大丈夫なんだ。 無理も我慢もしなくていいんだ。 私は愛されていてひとりぼっちではないんだ。 その証にいま、こんな素晴らしい人たちが一生懸命クリスタルヒーリングをしてくれている。 よかったよかった。生まれてきてよかった~~。 胸の上部からから首にかけて、4~5cmの小さな水晶原石が古代エジプトの首飾りの様にびっしりと埋め尽くされている。 ハートチャクラと喉のチャクラのブロックが解き放たれ、喘息の様に咳が出始めた。水晶が落ちてしまわない様にPが押さえてくれ、ルカがマントラを唱える。 こんなにも悲しみや苦しみが詰まっていたのかと意識のどこかで確認しながら激しく咳き込み続ける。 理由はわからないけど「辛かったよ~辛かったよ~」と気管のあたりが言っている。 不思議に「こんなに辛かったんか~」と、冷静に自分におこってる事を観ている自分がいました。 嵐のような咳が鎮まると、肉体の感覚が無くなり意識も朦朧としてきた。 すると、私は少し昔のアメリカンインディアンの女性で、白人によって破壊された聖地を見て号泣している。 その号泣たるや、私のリアル人生の中でそんなに泣いた事はないという程、くやしくて悲しくて絶望で叫んでいた。 もう、冷静な自分等どこにも存在できず私はきっと過去世の自分であろうインディアンの女性その人になってしまい、むせび泣き続けた。。 しかし、この様に記憶が在るのも、Pとルカの愛と理解によるサポートが在ればこそ。二人なしで突然こんな体験をしたら強烈すぎて自分を見失っていたかもしれない。 泣いているときの二人の対応は適切で愛にあふれていた。 その後もいくつか過去世の場面が出てきたが、どれも悲しく辛いものばかりでした。 どうも、迫害を受けていたようです。 首がひもで締められる様に苦しくて苦しくて「お願いですから石を取り除いて下さい」と頼んだけどPは「今、首の周りに深いヒーリングがおこっているので我慢して下さい。あなたは過去世でかなり惨い殺され方をしています。 残酷すぎるのでお話ししない様にします。」と言われた。 ショックで不安になったとたん恐ろしい光景が見えてきたので「ひえ~~~~!!」となって目を開けてしまった。 あぁ、こわ!生まれ変わって今生きててよかった!今の私でよかった~~~~~。 Pには見えていたのだろう、薄目で彼女の方を見やると私の首に手を当てて何やら必死で祈りを捧げてくれていた。 私もそれ以上は追体験するのは怖かったので考えないようにした。 きっと私のハイヤーセルフも準備ができてないだろうからそれ以上ビジョンを見せる事はしなかった。(受け入れる事が出来ない程の過去の体験は現在の自分をそのショックから守るためにも、潜在意識の中で(もしくは上の世界で)見れない様にちゃんと操作がされるとの事ですので、ご安心を!) でも、やっぱし動揺しちゃって涙が止まらない。私は誰~~、なんだったの~~?顕在意識が戻ってきて思考がぐるぐる回り始める。 すると、ルカがチベタンボウルを演奏しマントラを唱え始めた。 Pの祈りとマントラとチベタンボウルの音はどこかのテンプル(寺院)にいるようで、私の意識はぐるぐると回り始め、自我のない静寂な無のような空間に入っていった。 そして、私は自分が何度も何度も死んでいっては生まれ変わってきた魂なのだと思い出す。それは意識の芯、自己の核で感じているような感覚。。 それを思い出せた事は絶対の安堵感を生み出し、私はそこにくつろいでいった。 「思い出せてよかった。私は今の自我の私が真の私だと錯覚していた。私は永遠の自己の連続体なのだ。これからも私の意識は在りて在り続けるのだけど、今はこの地球の時間と空間の中で活動を続けるんだ。そしてまた源へ還り、大いなる存在と一つとなり拡大していくのだ。だから目が覚めたら今の生に感謝して大切にそして思い切り生きよう!」 そこでやっと大きく深呼吸が出来て、意識が徐々に「今、ここ」に戻ってきた。 ゆっくり目を開けるように言われ、目を開けるとルカが1mくらいの姿見の鏡を持っていて 「今の自分を見てごらん」と私に見える様にしてくれた。 その人(私ですが)の全身は美しい大小さまざまな水晶で覆われていて、顔ですら隙間なく水晶やジェムストーンで埋められている。 もう、水晶人間。 美しすぎる!(私でなく、その並べられた水晶がです) 地球はこんなに美しいことが出来るんだ!美しすぎる!!感謝と感動で今度は変性意識でなく顕在意識で号泣。 泣きながら「以前もこのように水晶を沢山のせた事があったなぁ」と感じた。そして尽きる事のない感謝で満たされていきました。 ヒーリングは終わり、丁寧に水晶が取り除かれていき、私はまたもとの世界に戻ってきました。 Pとルカの二人は「これほど石をのせたのははじめてだったな~、30kg位はのったかも」と話してくれました。 確かにあの安心感の在る重みのおかげで私はしっかりと地球にアンカリングされました。今でもその感覚は残っています。 何時間くらいのセッションだったのでしょうか? あまりにスピリチャルな空間なのでこんな事聞くのは何やら気恥ずかしく思いながら私は気になっていたヒーリング代金の事を聞きました。 「あの~、いくら払えば良いのでしょうか?」その一言を言ったとたん現実にズ~~ンと引き戻されました。 Pは何言うの?て感じでにっこり笑って 「お金はいらないわよ!あなたが元気になってくれれば良いの。それはルカも同じよ!気にしないで。」 「でもでも何かお礼をしたいです」というと、 「ルカのタトウをデザインしてあげて。それから私のメディテーションのワークにきてね。」 ルカのリクエストはイエスキリストとシバ神とブッダとガネーシャがクリスタルのハートを囲んで手を取り合っているもの。 私は、それからデザインを描き上げ、Pのメディテーションワークに通い、本来の自分を取り戻していきました。 有り難い事に、21世紀はそこからスタートしていきました。
by dhuni-crystal
| 2009-05-29 15:52
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